こんにちは。
Wen-Do Japanの福多唯です。
3月10日に、「女性や子どもへの支援を考える〜DVや子ども虐待の早期発見・防止・その後の回復〜」にて
イギリスのニッキー・スタンレーさんのお話を聞いてきました。
超エキスパートなかたのお話は、
・要点がわかりやすく
・論旨の簡潔化の精度が高く
・日常用語で語られて
・余計なものが削ぎ落とされている
ので、
ことばの量が少なくても気づきがたくさん♪
加えてスタンレーさんは、
私がこの分野(対人援助とか、暴力や虐待の防止とか)でのエキスパートに期待する『優しいまなざし』もいっぱいの、温かいかたでした。
聞いたお話の中で覚えておきたいと思ったこと
・多くのプログラムは意識啓発にボリュームが割かれるが、長期間を経ても効果が薄れないのは、意識啓発よりも行動変容
・人の気持ちや感情に届けるには、頭での理解にとどまらず、気持ちへの働きかけが必要
・体験談やドラマが効果的なのは、「それはこのようにして起こりうることなのだ」と心がうごくから
人は心が動くことに意味を見出す
・地域や学校などでプログラムに取り組む人は、ハリボテではなく、本物と思われる必要がある
開催を手がけてくださった皆様、
良い時間をありがとうございました。