★トロントのSSを紹介します★
ステーシー(仮名)は中学3年のときにWen-Doを受け、20代に入ってから再度お母様と一緒にやってきました。
その彼女が再受講時に話してくれた、高校生のときの出来事です。
年上のふたりの男の子たちがある日の放課後、ステーシーと女子友達を片方の男子の自宅に招きました。というのも、その日はご両親が不在だから、と。そう聞いて、ステーシーと友達もちょっとワクワクして、会う約束をしたそうです。
家を尋ねてみると、男子ふたりは家の外で彼女たちを出迎えてくれました。ひとりは自転車を持ってその脇に立っていました。
ステーシーは表でそのまま自転車男子とフランクにおしゃべりをしていて、友達はもうひとりの男子と先に家に入っていったのですが…、突然、「何するのよ!やめてよ!!」という叫び声が家の中から聞こえてきました。
ステーシーは驚いて咄嗟に家に駆け込もうとしましたが、自転車を持っていた男子が自転車でそれを遮り、ステーシーを家に入れてくれません。
ステーシーはなんとか自転車を避けて回って家に近づこうとするのですが、そのたびに自転車が向きを変えてステーシーの行く手を塞ぐのです。
ステーシーはそのとき思い出しました。「(中3のときに受けた)Wen-Doで『鎖骨はもっとももろい骨のひとつで…』と習った!」と。
彼女はハンマーパンチを作り、Wen-Doで板を割ったときのことを思い描いて、彼の鎖骨を板と思って全力でスマッシュしました。
途端に彼の自転車はガシャーン!と地面に倒れ、彼は(鎖骨の苦痛で)その場で膝をつき、崩れました。
ステーシーはすぐに家に駆け込んで、女子友を助け、ふたりで家を立ち去り逃げました。
《訳協力:トロントのAさん 文責:福多唯》
♡私(福多唯)はトロントで、ステーシーさん(仮名)に直にお会いし、この話を聴きました♪