小松で講演♪

618日(水)の夜、石川県小松市で男女共同参画の推進のために活動なさっている小松レディースネットワークの総会にて、講演の機会をいただきました。

 

小松レディースネットワークの会長さんとメンバーさんが以前にWen-Doのワークショップにご参加くださり、『男女共同参画の推進に、Wen-Doの理念や発想がとても有益だと思ったので』とご採用くださいました。

総会という貴重かつ重要な機会にありがとうございます☆

 

 

講演開始前に、会長さんが皆さんにWen-Doの紹介をしてくださいました。

 

「私が以前このWen-Do という護身術のワークショップに参加しまして、すごく良かったので、今日は福多唯さんに来ていただきました。

とっても楽しい、時間があっという間のワークショップでした。

 

護身術の動作練習も楽しかったんですけど、

女性の安心安全、活躍を重視しているWen-Doの理念や基本的な発想というのが、男女共同参画を推進しようとする女性は特に土台に身につけておきたい発想で、まさに重なっているよな〜と。これはいい!と。

 

今日は講演なので、皆さんに実技の体験はしていただけないのですけど、福多さんのWen-Doのおしゃべりは、話を聴くだけでも引き込まれます。そしてみんなきっとWen-Do をやってみたくなると思います。ぜひ、メンバーのみなさんにはこれを機会にどんどんWen-Doワールドにはまっていただきたいと思います。

じゃあ、福多さん、お願いしまーす」

 

100%正確ではないけれど、だいたい上記のようなご紹介を冒頭にしてくださいました。なんて嬉しくてありがたいご紹介でしょう!

 

理想的にはそうであってはいけないと思う部分もあるのですけど、

こちらのやる気をグイッと一段高め、能力を引き出してくださるような冒頭挨拶や講師紹介をいただけることがしばしばあります。

《今日は私調子いいな〜♪》と始められるときは大抵、主催者さんの大きな大きなサポートがそこにあります。

 

それに、Wen-Doの『女性のための』セルフディフェンスである特徴をキャッチしていただけていたのだなぁ、ということが嬉しい!!

そうなのです。男女共同参画のために土台として持っていたい姿勢と、Wen-Do の理念は、とっても重なっています。

例えば…。

 

・女性が暴力行為の被害を受けた場合、その暴力行為の責任主体は加害者なので、女性にその責任の一旦を負わせるような考え方はしない。

 

 例:(Wen-Do では以下全ての発言やアプローチはとりません)

「自分の力を過信して中途半端な抵抗などをするとかえって危険です」

「被害者は加害者を刺激するようなことを何らかの形でしているものだ」

「心底嫌だったのなら全力で抵抗すれば良かったのに。

 (嫌がっていることをわからせるためにも全力で抵抗すべきです)」

 など。

 

・女性が暴力行為のターゲットにされた場合も上記と同様。『狙われるようなことをしていた人にスキがあった』とは考えない。またそうした発想につながるような考え方はWen-Do側からは推奨しない。

 

 例:(Wen-Do では以下のような発言やアプローチはとりません)

「スキを見せない立ち居振る舞いが大切です」

「夜はひとりで出歩かないほうが良いでしょう」

 など。

 

・《女性にも様々な力がある》の認識が大切なので、それに逆行するようなことはしない/言わない。

 

 例:(Wen-Do では以下のような発言やアプローチはとりません)

「いざというときには声は出ないものだから防犯ブザーを携行しましょう」

「いざとなったら固まって身動きが取れないのが普通です。

 だからこそ狙われないようにすることが重要になります」

「か弱い女性には無理なので…」

 など。

 

・ただでさえ、社会はまだまだ女性に対して「スキがあったのだろう」などと厳しく冷たく差別的。そのような現状で(そうでなくても不要だとは思いますが)さらに女性を厳しさで追い立てるようなことをしない/わざわざ言わない。

 

 例:(Wen-Do では以下のような発言はしません)

「いざというときには自分で自分を護るしかないのですからしっかり覚えて!」

「頼れるのは自分だけです」

「その程度のやり方ではかえって危険です。もっと真剣に!全力で!」

 

  

ただ、ここが大事なのですけど、Wen-Do は、参加してくださった女性個人が上記のように思うことまで規制しようというわけではありませんし、むしろ個人の気づきや選択は尊重したいと考えています。

 

「いざというときには自分で自分を護るしかないと思い、参加しました」

「咄嗟に声を出せないと思うので、いつもブザーを持っているのですが、

 それ以外にも何か…と思って参加しました」

 

そういった女性は大勢います(むしろ多数派かも)。

それは大歓迎で、OKだとWen-Doでは捉えています。

 

個人が、自分自身にはっぱをかけるために、「いざというときには自分で自分を護るしかない(と私は私に対して思っています)」というのは、その人にとってそれが有効な方法なら、それは素晴らしいことです。

 

個人が、自分自身の安心感のために、ブザーをいつも持つようにすることもその人の権利です。

それに『何をどうしたら私はより安心できるか』を自覚し、実行していらっしゃるというのは、護身の観点から見ても素晴らしいことです。

 

  *  *  *  *

 

個人が自分自身の人生を充実させるために主体的に選ぶ発想や方法を、

お互いや他者や社会が尊重するということと、

 

社会の一員としての私やWen-Doが社会をより良くするために、皆で共有したい/すべきだと思う価値観や発想や方法というのは、

重なるようでありながら異なるのだろうなと思いながら

私はWen-Do をやっています。

 

まだまだその区別が不完全なところもあるかと思うけど、

そこには充分意識を配りながらWen-Do をやっていきたいし、

その意識でやってきたWen-Doでお伝えしたことが

男女共同参画の推進に資するとご評価いただけて講演の機会をいただけたのは、

本当に光栄で嬉しい出来事でした。

 

 

小松レディースネットワークの総会にご参加くださった皆様、

楽しいひとときをありがとうございました。

私もWen-Doを通してより良いまちづくりに貢献できるように、皆様のご活動を励みにさせていただきながら、これからも頑張ります(^^)

 

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Wen-Do リーフレット(c)福多唯
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